■30年40年経っても愛される家にする―1

毎年、何十万戸というペースで新しい家が建てられています。
十分過ぎるほどの住宅の数がある日本で、です。
それは、新しい家を建てる分、多くの家を壊しているということです。

今の一般の木造住宅は、構造的には50~60年は耐えると言われています
(※実際には50年耐えた実績はないですから、要注意です※)

しかし、実際に60年もその家に住むでしょうか?
60年後を想像してみて下さい。

今、流行の間取りが、60年後そのまま同じだと思いますか?
トイレやお風呂やキッチンは劇的に進化するのではないでしょうか?

ちなみに、今から60年前は1940年代。
第二次世界大戦があっていた時代です。

今から60年後はどれくらい変わるかは想像できませんが…

料理はロボットが作ってくれて、キッチンはいらなくなり
トイレは水を使わなくなり
お風呂は屋上にあるのが当たり前になるかもしれません。

生活スタイルが大きく変わるのです。

現在、日本建築学会よると、住宅の平均耐用年数は26年となっています。
多くの家が30年ほどで取り壊されているという。
それは、建物自体は大丈夫でも、生活スタイルが変わり
間取りや設備などが生活にあわなくなっているのです。

あなたの家に土間や五右衛門風呂は必要ですか?
極端ですが、60年という歳月があると、そういうことが実際に起こりうるのです。

私が言いたいのは
「30年で取り壊される」ということではありません。

ただ、
あなたが60年後、同じ家に確実に住んでいるとは言い切れない。ということです。

だから、あまり先のことを考えすぎてもいけません。
もし30年で壊すことになったら、35年ローンだと…

※ありえない話ではありませんので(汗)

また、息の長い注文住宅になってほしいなら
ただ構造的に強いだけではなくて
こういった生活スタイルの変化に対応できるような
工法を考える必要があるのではないでしょうか?

私の場合は
安く建てるのは勿論、条件の一つです。
でも、ただ漠然と安くしたいわけではありません。
今使うお金だけのことを考えているわけではないのです。

今のことも考えながら、ランニングコストをいかに安くするか。
60年後でも、どれだけ豊かな生活空間のある注文住宅にするか。

ようは、

●住んでからの費用がかからない生活をしたい。

●60年後も豊かな生活を送れる(それに対応できる)ような空間にしたい。

まだ結論はでていませんが、
こんなこともよく考えています。

つづく…

■まとめ■

●60年経つと、生活スタイルが変わる。

●構造的に強くても、息の長い住宅になるかはわからない。

●ただ安く建てるのか、60年後も豊かな生活空間で暮らしたいのか、
本来の目的を見失わない。

●安く建てるのも大切ですが「ただ安く」ではなく
「自分たちが求めているものを安く」建てることが必要なのではないでしょうか?

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