■家を建てるときに何を勉強するか―1
家を建てようと思ったとき、
家づくりに関する勉強はしたほうがいいです。
でも、間違った勉強をしている方も多いようです。
「地震が心配だから、一番地震に強い工法を勉強しよう!」
「一番良い断熱工法を選ぼう!!」
…果たして見つかったでしょうか?
無理なはずです。
本当に一番良いものがあるなら
みんなそれにしています。
家づくりはとても難しいです。
様々な状況により、正解がたくさんあります。
一概にこれが良い、悪いは言えないのです。
「この間取りをこの工法でしてください」
こんなことは言ってはいけません。
間取りにしても、実際は簡単なものではありません。
柱や耐力部分の配置のバランス。
そういった建築基準法には関係ないことでも
本質的に大事なことだからといって
しっかり考えて設計されている人も中にはいるのです。
専門知識はプロにまかせましょう。
あなたは
「これから先こんな生活がしたい」
「こんなことができる家にしたい」
そういったことをしっかり考えましょう。
それは建築のプロにもわからないことです。
あなたの家に対する想いがしっかりしていれば
プロはそれに最も合った工法や間取りを選んでくれるでしょう。
中途半端な専門知識は、マイナスになることもあります。
「信用できる相手だ」と思ったらプロにまかせるのが一番です。
あなたが勉強するのは
●自分と家族が本当に求めている生活空間はどんなものなのか
●何十年と住むつもりなら、それだけ先にはどんな生活がしたいのか
私の場合は
『100年持つような、自分の孫の代まで残るような注文住宅』
(実現するのは自分も建てる側も目にできないだろうけど、そういうつもりで)
人それぞれ求めているものが違うのです。
私は、世間にある「●●年持つ住宅」から選ぶのではなく
自分の理想を叶えてくれるような相手を探そうと思っています。
それを約束してくれるかはわかりませんが
お客さんが、それを可能か不可能か考えてもしかたありません。
理想を持って、それを叶えてくれる相手を探せばいいのではないでしょうか?
■まとめ■
●建築は一概に、良い悪いは言えない
●専門知識はプロに任せる
●お客さんには、お客さんの役割がある
●あなたが生活する空間をどうしたいのか、具体的でなくてもいいから考えてみる
●その理想をより叶えてくれる相手をたくさんの中から見つける


